【2歳児で言葉が遅い・癇癪を起こす】上手く付き合っていくために今すぐできる対応策

お母さんになって初めてのイヤイヤ期を迎え、言葉が遅く癇癪を起こしてしまうお子さんに悩んでいませんか?

・言いたいことがあるのに言葉にできず癇癪を起こす
・思い通りにいかず泣いてばかり
・上手くできず物を投げてしまう

こんな悩みはないですか?

私も子供の言葉が遅く、泣いてばかりでどうしていいのかわかりませんでした。
でも子供は泣き続け、イライラがつのり怒ってしまう。

毎日、毎日、ママはどうすればいいんだろう。
このままにしておくとあなたとお子さんがぶつかり合う毎日が続くだけです。

でも日常生活で少し気をつけるだけで、言葉が遅くて癇癪を起こしてしまうお子さんと上手く付き合っていけるんです。

今回はそんな2歳児の言葉が遅く癇癪を起こしてしまうお子さんと上手く付き合っていくための対応策などをご紹介します。

外国人と話しているつもりになってみよう!

「子供が何を話しているかわからないから外国人と思って話すの?」と思いましたか?
そうではありません。
お子さんがなぜ癇癪を起こしてしまうのか、お子さんの立場になってもらいたいからです。

例えば言葉のわからない国であなたは目の前の外国の方に話さなければいけないとします。

自分の思いや気持ちを伝えたいのに言葉がわからないから、なんて言えばいいんだろう?
言葉に出来ず「うわー」という気持ちになりませんか?

その気持ちです!
あなたのお子さんもそう思っているのです!

お子さんも目の前のお母さんにこうしてほしい、こういう気持ちだよと伝えたいのに
「言葉がわからないよ。うわー」。

大人と違い2歳のお子さんはどうしていいかわからなくなり癇癪を起こしてしまうのです。
このように考えるとお子さんの気持ちがとてもよくわかりますよね。
お子さん自身、伝えたいのに伝えられない、なんて言えばいいかわからない。

辛いのはお子さんなんです。
そんなお子さんにイライラしてしまっては可哀想ではありませんか?

こんなこと言いながら私も実際はずっと泣き続ける子供にイライラして強く当たっていました。
今思うと
「なんであんな言い方をしてしまったんだろう、可哀想なことをしてしまった」
ととても反省しています。

でももうあなたなら大丈夫ですよね。
だってお子さんの気持ちがわかるのですから。

もしまたお子さんに癇癪を起こされ、イライラしてしまったら外国人に話しているつもりになってください。
お子さんと同じ立場になることで「ああそうだ。この子は何か伝えたいんだ」そう思えるはずです。
そうすればイライラしてお子さんにあたるのではなく優しく言葉をかけてあげられますよ。

毎回外国人の設定を変えて楽しむのも、「クスッ」と笑えてあなたに余裕が生まれるのではないでしょうか。

これでお子さんが癇癪を起こしてイライラした時の対処法はわかったと思います。
でも「うちの子は周りの子より言葉が遅いみたいだけど大丈夫かな?」と不安になってしまいますよね。
そんなあなたに子供の言葉の発達について少しお話ししましょう。

あなたのお子さんの2歳ごろでは2語文が話せるようになる時期です。
またご飯を食べて「美味しい」など感想も言えるようになります。

ちなみに1歳6か月健診でお子さんは何か指摘されましたか?
1歳6か月健診の項目の中でチェックされているので、指摘がなければとりあえず心配しなくて大丈夫です。

言葉の発達には個人差があるのでお子さんを見守ってあげましょう
とりあえず心配しなくても大丈夫と言われても、何かできることがあれば気になりますよね。

次ではお子さんの言葉を促すために日常生活でできることをご紹介します。

行動や感情を1つ、1つ言葉にしてあげよう!

常にそのようにしてあげることでお子さんは言葉を覚え、繰り返し発音することで話せる言葉が増えていくからです。

日常生活でどのように行動や感情を1つ、1つ言葉にしてあげるか場面ごとにご紹介します。

参考にしてみてください。

食事の場面

使うスプーンや食べる野菜の名前、飲み物など言葉にしてみましょう。

また食事の場面では「美味しい」などの感情や「食べる」などの動作も言葉にしてあげるといいですね。

「スプーンを使って食べられたね」
「ニンジン甘くて美味しいね」
「お茶飲む?」

お着替えの場面

お着替えではズボンや靴下の名前が覚えられる他に、お子さんが身につける物には動物や乗り物が描いてありますよね?

描いてある物を教えてあげられるチャンスです!

「ワンワンの洋服、自分で着られるかな?」
「ブーブとポッポ、どっちのズボンにする?」

私は動作を言うときはジェスチャーをつけるようにしていました。

その方がお子さんもその動きを何と言えばいいかわかりやすいですよね!

言葉を促す場所として私のオススメは、お散歩や公園へ行くことです!

外にはお子さんが興味を持つ物の宝庫です。

お子さんの指差しは興味を持っているということなのでチャンス!

指差ししている物を答えてあげましょう。

このように日常生活の中で常に行動や感情を1つ、1つ言葉にし、繰り返してあげることがとても大切です。

そんな中、お子さんから言葉が出たら、認めながら繰り返してあげるといいです。

また言葉が出たことを褒めてあげましょう

「そう、アリさんだね。すごい、アリさん言えたね。」
このように言ってあげると、お子さんは合っていたこと、褒められたことが嬉しいので話せる言葉がどんどん増えていきます。

紹介した方法でお子さんに言葉が出てくるのを気長に待つとして、今すぐ知りたいのは癇癪を起こすお子さんへの対応策ですよね!

次では癇癪を起こすお子さんへの対応策をご紹介します。

気持ちを代弁&共感してあげよう!

なぜならお子さんが癇癪を起こしたらまず落ち着かせてあげるためです。

お子さんは共感してあげることによってお母さんにわかってもらえたと安心します。

また言葉の遅れているお子さんだと上手く言葉に出来ずに癇癪を起こしていることも考えられるので代弁してあげることによって、自分の気持ちが整理され落ち着く場合もあります。

癇癪がおさまらない時は何もせず見守ることも。
イヤイヤ期の癇癪は一時的なものなのでお子さん自身で解決してくれます。
自分で解決して落ち着くまで見守ってあげましょう。

癇癪を起こしたお子さんには気をそらしてみるのも効果的です。
癇癪を起こした原因とは全く関係ないことを言うと気持ちが切り替わり、癇癪を起こしていたことを忘れちゃいますよ!

イヤイヤ期をあなたに楽しく乗り切ってほしいので、試してもらいたい方法をここで1つお伝えします!癇癪起こしているところを写真に撮ったり、動画を撮ったりしてみてください。

イヤイヤ期は本当に大変だと思いますが子育て期間でいうとほんの少しの期間しかないんです。
イヤイヤ期で見られるお子さんの反応も今しか味わえないんですよ!
この貴重な反応を是非思い出として残してみてください。
イヤイヤ期が終わって写真や動画を振り返ると「こんな大変な時期もあったな」と笑って振り返られますよ。

でも毎回はやめてあげてください。
イヤイヤ期はお子さんにとって1人の人間として尊重してもらいたいと思い始める時期でもあるからです。
時々取り入れて、イヤイヤ期があなたにとって苦痛な期間ではなく、楽しく乗り切ってほしいと思い、紹介させていただきました。

手を替え品を替え 、お子さんの癇癪に付き合ってみてください。

まとめ

2歳児の言葉が遅く癇癪を起こしてしまうお子さんと上手く付き合っていくための対応策

・イライラしたらお子さんの気持ちを感じるため「外国人と話しているつもりになる」
・お子さんを落ち着かせるため「代弁&共感してあげる」
・癇癪がおさまらない時は「何もせず見守る」
・「気をそらす」も効果的
・貴重な反応なので時々「写真や動画に収める」

お子さんの言葉を促すために日常生活の中でできること

・常に行動や感情を1つ、1つ言葉にし、繰り返してあげることがとても大切
・お子さんから言葉が出たら、認めながら繰り返してあげる
 また言葉が出たことを褒めてあげる

これで2歳児の言葉が遅く癇癪を起こしてしまうお子さんと上手く付き合っていけるようになります。

お子さんとコミュニケーションをとるのが楽しみになりますね!

お互いにぶつかり合っていた毎日から笑顔があふれる毎日になりますように。