【無理強いしてくるイヤイヤ期のお子さん】上手く付き合っていくコツとは?

初めてのイヤイヤ期を迎え、お子さんの無理強いに困っていませんか?

・家事の途中なのに今すぐ求められる
・両手が荷物でふさがっているのに抱っこを求められる
・朝ごはんにパンを用意したのにおにぎりが食べたかったと泣く

このような悩みはないですか?

私も買い物の帰りに両手がふさがっているにもかかわらず、「抱っこ、抱っこ」。
「抱っこできないのが見てわかりませんか?」と2歳児にムキになっていたな。

このままでは毎日ガミガミ怒って、あなたのストレスがたまっていくばかりです。

でも無理強いしてくるイヤイヤ期のお子さんと上手く付き合っていくコツがあるんです。
今回はそのような無理強いしてくるイヤイヤ期のお子さんと上手く付き合っていくコツをご紹介します。

子供がイヤイヤ期に無理強いしてくる理由を解説するので読むべし!

なぜならお子さんがイヤイヤ期に無理強いしてくるのか理由がわかれば、あなたにも気持ちの余裕が生まれるからです。
また対応策をご紹介しますので、理由がわかった上で読んでいただけると納得できると思います。
ぜひ参考にしてみてください。

イヤイヤ期の特徴

・自立心が芽生え、なんでも自分でやりたがる
・自我がわかるようになり、一人の人間として尊重してもらいたい
・自己主張を始める
・欲求を我慢することはまだ難しい
・2語文が出てくるがまだ上手く気持ちを言葉にできない
・体の発達が途中なので上手くできない

イヤイヤ期にはこのような特徴があります。
この中の以下の3つ

・自我がわかるようになり、一人の人間として尊重してもらいたい
・自己主張を始める
・欲求を我慢することはまだ難しい

この3つがお子さんのイヤイヤ期に無理強いしてくる理由です。
でも文章を並べられてもわからないですよね。

お子さんの行動と照らし合わせて説明

あなたが家事をしている途中でお子さんが一緒に遊んでほしいとお願いしてきたとします。
今はできないからあとでやってあげようとしているのに今すぐ一緒に遊ぶことを求められる場合

・「自己主張」により一緒に遊んでほしいと欲求する
・「欲求を我慢することがまだ難しい」ため、お母さんに「あとで」と言われても今がいいので癇癪を起こす
・「自我がわかるようになり、一人の人間として尊重してもらいたい」ためお母さんに「あとでやると言ってるでしょ」と言われても「今がいい」の一点張り

このようにイヤイヤ期の特徴をお子さんの行動に照らし合わせると、癇癪を起こして無理強いしてくるのが納得できますよね。

対応策

理由がわかったところで今度は対応策です。
一緒に遊んでほしいとお子さんが求めてきたら「自己主張」できるようになったんだなと成長を感じられませんか?
毎回だとさすがに感じられなくなってしまうと思いますが。
でも理由がわかっているのであなたの気持ちに余裕はできていますよね!

家事を中断してあげられるのであれば応えてあげましょう。
子供は少し一緒に遊んでもらえるだけで満足してくれます。

私は中断できる時は中断し、応えてあげるようにしていました。
その方が結果的に早く家事が終わるんです!

毎回家事を中断するのは大変

また家事の中でも中断しづらい料理は、朝子供が起きる前やお昼寝中に下処理など済ますようにしていました。
子供に癇癪を起こされた時の体力の消耗は意外に大きいみたいで、夜ドッと疲れがくるんですよね。
そのため欲求に応えてあげられるように子供が寝ている間に家事をやっていました。

でもやはり毎回家事を中断してお子さんに応えるのは難しいですよね。

お願い+自分を主語にしたメッセージ

その場合はお願いと自分を主語にしたメッセージを伝えてみてください。

「今どうしても手が離せないから少し待ってくれるかな?」
「待ってもらえるとママとても助かるんだ」

このようにまずお願いをして、自分を主語にしたメッセージを伝えることによって、お子さんは一人の人間として尊重してもらったことがわかります。
まだ欲求を我慢することが難しいため、毎回上手くいくわけではなく癇癪を起こすこともありますが繰り返していくことが大切です。
イヤイヤ期の間だけですので上手く付き合っていきましょう。

お子さんへのお願いと自分を主語にしたメッセージを伝える!

ここからはイヤイヤ期にみられる代表的な行動に対しての対応策をご紹介します。
前述した「お願いと自分を主語にしたメッセージを伝える」が使えます!

両手が荷物でふさがっているのに抱っこを求めてくる場合

さすがに両手が荷物でふさがっているときはお子さんに応えることは難しいですよね。
そのため今回の場合は最初からお願いと自分を主語にしたメッセージを伝えましょう。
「両手に荷物があるから自分で歩いてくれるかな?」
自分で歩いてくれるとママ嬉しいな」

それでも抱っこを求めてくるときはベンチなどで気持ちを切り替える時間をあげましょう。
イヤイヤ期の癇癪は持続時間が短いのが特徴なのです。
お子さんも今はどうしても抱っこをしてもらえないことがわかります。

朝ごはんにパンを用意したのにおにぎりが食べたかったと泣く

せっかくお子さんのためにパンを用意したから食べてもらいたいですよね。
でも冷凍おにぎりなどすぐに準備できるのであれば用意してあげてもいいのではないでしょうか。
用意できないのであれば、もうおわかりですよね!
そうです!
お願いをして、自分を主語にしたメッセージを伝えるのです。

子供は3歳で社会性が分かり、4歳から我慢ができる

このようにお子さんの要望に応えてばかりでワガママな子になってしまわないか不安ですよね。
でも大丈夫!
イヤイヤ期が終わり、3歳をすぎると少しずつ社会性がわかるようになり、4歳ごろから周りと同じように我慢ができるようになります。
体や心の発達に合わせてお子さんと接していけばいいのです。
ですからイヤイヤ期の今はとことんお子さんに付き合って上手く乗り切ってみましょう。

しかし次に挙げる3点だけはしつけとして押さえていただきたいです。

次の場合は無理強いしてきても叱る!

・お子さん自身に危険が及そうなとき
・他の人を傷つけるとき
・公共の場で迷惑をかけるとき

この3点だけはどんなに無理強いしても叱るべきポイントです。

お子さん自身に危険が及そうなとき

イヤイヤ期の2歳のお子さんだとまだ何が危険かわかっていません。
道路では飛び出さないなどお子さん自身に危険が及ぶときは叱って教えていきましょう。

他の人を傷つけるとき

イヤイヤ期はまだ上手く気持ちを言葉にできないのですぐに手が出てしまうことがあります。
他の人を傷つけることはしてはいけないとしっかり教えていきましょう。

公共の場で迷惑をかけるとき

スーパーでは走り回らないや電車の中では静かにするなど公共の場でのルールを守れるようにしましょう。

まとめ

お子さんのイヤイヤ期に無理強いしてくる3つの理由

・自我がわかるようになり、一人の人間として尊重してもらいたい
・自己主張を始める
・欲求を我慢することはまだ難しい

この理由を理解した上での対応策

・応えられることは応えてあげる
・応えられないときはお願いをして、自分を主語にしたメッセージを伝える

無理強いしても叱るべきポイント

・お子さん自身に危険が及そうなとき
・他の人を傷つけるとき
・公共の場で迷惑をかけるとき

無理強いしてくるイヤイヤ期のお子さんと上手く付き合っていくことで、あなたの気持ちにも余裕が生まれ、お子さんの成長を噛みしめながら子育てを楽しめますよ。
イヤイヤ期は今だけなので上手く付き合ってみてください。