【イヤイヤ期の登園拒否】笑顔で登園するために明日からできるコツ

初めてのお子さんがイヤイヤ期を迎え、毎朝の登園拒否に悩んでいませんか?

・毎朝同じことの繰り返し
・仕事に遅れるわけにはいかないからイライラ
・無理やり行かせるのは可哀想で、後ろめたい気持ちになる

このような悩みはないですか?
毎日大変ですよね。

仕事に遅れるわけにはいかないからイライラして、怒っちゃダメなのはわかっているのに怒って逆効果。
毎朝勘弁してよ。

このままだと毎日行きたくない保育園に行かせて可哀想で、後ろめたい気持ちになり仕事にも集中できなくなってしまう。
また仕事をやめた方がお子さんのためと考え始めてはなんの解決にもなりません。

でも決まった手順を踏むだけで登園してくれるようになるんです!
今回はそのようなイヤイヤ期の登園拒否を改善する方法をご紹介します。

お子さんにどうして行きたくないのか聞いてみよう!

なぜならお子さんの気持ちを無視して行かせようとすると、お子さんは自分の気持ちを否定されたと感じてしまうからです。
お子さんが行きたくない理由は必ずあるので聞いてあげましょう!

イヤイヤ期の2歳だとまだ自分で行きたくない理由を言葉にできないかもしれません。
あなたがお子さんの気持ちを代弁して聞いてあげましょう!

どんな理由が考えられる?

お母さんと離れたくない

赤ちゃんの時より大きくなったとはいえまだ2歳。
お母さんと離れたくないと思って当然ですよね。
ましてやお子さんはイヤイヤ期!
イヤイヤ期は自己主張を始める時期です。
お母さんと離れたくないと自己主張しているのではないでしょうか?

体調が悪い

お子さんは体調が悪いのにまだ上手く言葉にできず泣いている可能性があります。
普段と違うところがないか確認しましょう。

保育園でやりたくないことがある

お家での過ごし方とは違い、保育園という集団生活の決まりが色々ありますよね。
毎日必ず保育園でやることが決まっている給食の時間やお昼寝の時間が嫌で行きたくないのかもしれません。

また運動会や発表会の前の練習がやりたくないという場合も考えられます。
覚えることがたくさんあったり、上手くできなかったりと行事の練習がお子さんのストレスになっているのかもしれません。

これらが理由の場合は1度先生に相談してみましょう!
保育園での過ごし方や行事の練習で先生が工夫してくれるかもしれません。

連休明けや長期休み明け

お休みの日にご家族で楽しい時間を過ごした次の日や長期休みでご家族と過ごす時間が長いといつも以上に寂しいと感じてしまいます。

進級などによる環境の変化

ちょうどイヤイヤ期がピークの今、進級して学年が変わっていませんか?
進級してクラスが変わった、担任の先生が変わったなど環境の変化によりお子さんの心が追いついていないことも考えられます。

理由がわかったら受け止めてあげて、共感!それがわかる声がけを!

なぜならお子さんの気持ちを受け止めてあげて共感することによって安心するからです。
また言葉にできないお子さんはあなたに代弁してもらうことにより自分の気持ちを言葉でわかることができ納得することができます。

是非お子さんが落ち着くまでギューっと抱きしめてあげてください。

お子さんが落ち着いてからの声がけには注意!

・保育園は楽しいところだから大丈夫
・〇〇(お子さん)ならきっと大丈夫
・頑張ってみよう

楽しく保育園へ行ってもらいたくて、このようなポジティブな声がけをしたくなりますよね?
でもせっかくお母さんに自分の気持ちを共感してもらえたと思ったのに、このようなことを言われたら自分の気持ちを否定されたと感じてしまいます。

ポジティブな声がけの前に自分を主語にしたメッセージを伝えるように心がけましょう

自分を主語にしたメッセージ

・お母さんお仕事頑張るから一緒に頑張ってくれると嬉しいな
・保育園に行ってくれるとお母さんもお仕事に行けるからとても助かるんだよ

このように「嬉しい」や「助かる」のようなあなたの気持ちを伝えることによりお子さんは否定されたとは思いません。
またあなたの気持ちを知り、自分はどのように行動したらいいのか気持ちの整理がしやすいですよね。

お子さんが保育園へ行く気持ちになったらポジティブな声がけをしてOK!
・行くって言えてすごいね。〇〇(お子さん)ならきっと大丈夫!
・行くって言ってくれてありがとう。ママと一緒に頑張ろう!

イヤイヤ期は一人の人間として自分を尊重してもらいたい時期でもありますので行く決意をしたことを褒めてあげたり、感謝の気持ちを伝えたりするのも効果的です。

ちょっとした工夫で登園しよう!

ここまできたらあとはまた登園拒否しないようお子さんに合った工夫をするだけだからです。

生活リズムは規則正しく

寝不足だとお子さんはグズってしまうことが多いですよね。
グズってしまうと保育園に行きたくないと言う可能性があります。
そのようなマイナスな状況は作らないよう、普段から生活は規則正しくしましょう。
特にお休みの日は崩れがちなので気をつけましょう。

保育園の先生に相談

お子さんの状況を共有しておくことは大切です。
前述した「保育園でやりたくないことがある」が理由で行きたがらない時に先生に相談するように書きましたが、そうでなくても相談していいのです。
毎朝大変なことを伝えれば、お子さんと毎日接している先生だからこそのアドバイスがもらえるかもしれません。
また次の日も保育園へ来たくなるような工夫をしてくれるかもしれませんよ。
あなた1人で悩まず、プロの力も借りてみましょう!

通園途中にお気に入りのスポットを

お子さんが楽しく通園できるようにお気に入りのスポットを作ってみてはいかがでしょうか。
電車が好きなお子さんなら電車が見える場所や動物が好きなお子さんなら動物のキャラクターが描かれた看板などお気に入りのスポットを見つけてみましょう。
そこに行くのが楽しみになりますよ!

迎えにくることを伝えて

大好きなお母さんと離れて不安になっているお子さんは、このまま迎えに来てくれないのではと思ってしまうことがあります。
仕事が終わったら必ず迎えに来ることを伝えてあげるだけで安心するので言葉にして伝えてあげましょう。

保育園に預けるときは笑顔を心がける

離れがたくてお子さんが泣いていまい、あなたが可哀想と思うとお子さんの不安をあおってしまいます。
あなたが笑顔を心がければ保育園が楽しくて安心できる場所とわかる日がきます。
先生に預けたあとはすぐに仕事に向かいましょう。
プロに任せればお子さんは大丈夫です。

まとめ

登園してくれるようになる手順

・お子さんにどうして行きたくないのか聞いてあげる
・お子さんの気持ちを受け止めてあげ、共感する
・ポジティブな声がけの前にお母さんの気持ちを伝える

また登園拒否しないようお子さんに合った工夫

・生活リズムは規則正しく
・保育園の先生に相談
・通園途中にお気に入りのスポットを作る
・迎えにくることを伝える
・保育園に預けるときは笑顔を心がける

決まった手順を踏み、お子さんに合った工夫をするだけで楽しく登園してくれるようになります。
これであなたも子育てと仕事を両立できますね!

明日からあなたとお子さんが笑顔で登園できますように。