イヤイヤ期で【子供が靴を履かない】原因と4つの対処法

イヤイヤ期は何もかもがスムーズに進まず大変ですよね。
靴を履かないでずっと玄関でイヤイヤされるとこちらが泣きたくなります。

お出かけ前は特に時間がないので、こちらの焦りもピークに。
そうなると、余裕のない接し方をしてしまうこともしばしば…。
(私はしょっちゅうです。笑)
子どもはさらに泣いてしまうという最悪の結末が待っています。

この負のループを抜け出すにはどうしたらいいの?
いつまでも靴の履けない子になったらどうしよう?

このようなお悩みをもつパパママは多いのではないでしょうか?
そんなあなたに向けて、靴を履きたくない子どもに試したいことをいくつか紹介します!
きっと気持ちが楽になりますよ!
ぜひ試してみてくださいね!

なぜ靴を履きたくないの?

そもそもなぜ靴を履くのがイヤなのでしょうか?
子どもの頭の中をのぞき込んでみたいー!といつも思います。

でもそれは現実的ではないので…。
私なりに分析してみました。
理由がわかれば、イヤイヤ対応のヒントが得られるかも。

新しい靴がイヤ!

子どもの体は日に日に成長します。
靴もあっという間にサイズアウト!
しょっちゅう新しいものに交換が必要ですよね。

毎日慣れ親しんだお気に入りが変化すると戸惑うのは大人も子どもも同じ。
新しい靴を履かせようとすると拒否反応が出る子どもは多いです。

「前のやつがいい!コレいや!」
と泣いて聞かない我が子。
サイズアウトしているので、足に悪いと思うと前のものも履かせられず八方塞がりです。
これは辛い…!

抱っこしてほしい!

お外で靴を履いていないとき、もちろん抱っこで移動しますよね。
子どもはこれをちゃんと知っているのです。

大好きなパパやママに抱っこしてほしい!
という純粋な気持ちが靴を履きたくないというイヤイヤにつながっているのです。
気持ちはめちゃめちゃ嬉しいけど…!困る…!笑

以前、靴を履かせようとうちの子を抱っこから下ろそうとすると
「イヤ!抱っこ抱っこ!」
とすごい力で私の体にぶら下がって来たことがありました。
荷物の重さと息子の体重で、私の体はお出かけの序盤でボロボロでした。笑

靴の履き心地が悪い

もしかすると、靴がきつすぎたり履き心地が悪かったりするのかもしれません。
大人でもたまに履く靴はなんだか落ち着かないことってよくありますよね。
靴ずれしてしまったり…。

子どもは不快感の原因をしっかりと説明できません。
イヤイヤ!と叫ぶしかないのかもしれませんね。

理由なんてない!とにかくイヤ!
はい、出ました。
イヤイヤ期の定番アンサー。
「わけもなく全てがイヤ」

イヤイヤ期はいつか終わると知りつつも、理由もなく不機嫌にされると本当に疲れます。
私はいつも「こっちだってイヤだ!」と叫んでしまいます。笑

子どもが靴を履かないときに試したいこと

靴を履きたがらない理由がわかったところで、さっそく対処法をチェックしていきましょう!

靴を買うときはサイズ違いで2足買う

「新しい靴がイヤ!」という時に役立つ方法です。
同じ色とデザインでもう1サイズ大きなものを買っておけば、お気に入りの靴を履き続けられることになりますよね。

パパママとしては色々なデザインを楽しみたいかもしれませんが。笑
こだわりが強くなるイヤイヤ期、この方法はかなり効果がありますよ。

靴を履いたら抱っこする

抱っこしてほしくて靴を履かない子に、
「靴を履けたら抱っこしようね」
と言ってみましょう。

イヤイヤ期に入ると言葉の理解はかなりできるようになっています。
靴を履けば嬉しいことが待っているんだ!
という体験を積み上げることで、靴への嫌悪感が少なくなります。

また、大人は靴を履かせて歩かせようとしがちですが、ぜひ抱っこしてあげてください。
体の小さい今のうちにしかできない抱っこ。
子どもがしてほしいと思ったときに存分にしてあげましょう。

甘やかしすぎ?
抱っこの癖がつくのは悪いこと?

そう心配されるパパママも多いですが、心配無用です!
子どもが大きくなった先輩パパママは口を揃えて
「もっと抱っこしてあげればよかった!」
「もっと抱っこしたかった!」

と話しています。

パパママの無理のない範囲で、たくさん抱っこしてあげてくださいね。
心が満たされて、靴もすんなり履けるようになることもありますよ。

好きな靴を見つける

履き心地や色や柄、何かがイヤで靴を履かない場合があるとお伝えしました。
ならば、気に入るものをとことん探してみましょう!

雨で濡れたり、泥で汚れたりした場合の予備を考えても最低2足あれば足りる子どもの靴。
すぐに履けなくなるのに何足も買うのは結構気が引けますよね。

でも、ここは割り切って色々試すことをお勧めします。
1,000円以下の靴もたくさんありますよ。

いくつかの靴が玄関に並んでいれば、選ぶ楽しみがあって子どものテンションも上がります。
なんでも自分でしたがるこの時期、うちの子は自分で選ぶと嬉しそうに靴を履けるようになりました!

小さい子どもあるあるですが、うちの子は長ぐつが一番好きです。
長ぐつなら自分で履けますし、イヤイヤ期の間は晴れの日も長ぐつでお出かけするのが定番です。笑

どの靴も気に入ってくれなかった…
という方がもしいたら、長ぐつもぜひ試してみてくださいね!

おもちゃやおやつで気を引く

最後は何をしても履いてくれなかったときの対策です。
おもちゃやおやつに気を取られたスキに履かせるというシンプルな方法。笑
「履いたらおやつね!」
の一言はかなり効きます。
結局これです。笑

とはいえ、なにか他のもので釣るのは教育上どうなんだろう?
というママ友の不安を聞いたことがあります。

しつけをする責任がある以上、子どもへの接し方には常に悩みますよね。

でもそんなにストイックにならなくてもいいかな、と私は思っています。
時にはこちらが楽な方法をとることで、育児がスムーズになるのであればそれでいいのです。

イヤイヤ期が終われば、しっかりと聞き分けられるようになります。
それまでは、目の前のイヤイヤを鎮めることを最優先に考えても問題ないですよ。

最後は諦めも肝心

ここまでいくつかの対策を紹介してきました。

これでもダメなら無理やり履かせるしかありません!
暴れて履かせられないなら裸足で行くしかありません!

うちの子は暴れすぎてどうにも履かせられず、諦めて裸足でベビーカーに乗せたことが何度もあります。
周りの目が多少気になりますが…。
「お出かけ前に色々あったんだ!私は悪くない!」
と開き直っていました。笑

当たり前ですが、子どもはこちらの思い通りには行動してくれません。
こちらが何をしたって、靴を履かないと一度決めたら頑固なものです。
そういうときはもう諦めちゃいましょう!

「どうしても靴を履かないから2歳半だけど常に抱っこで頑張っている!」
というママを私は知っています。
ガッツがありますね…!

まとめ

イヤイヤ期に靴を履かない子はたくさんいます。
新しい靴がイヤだったり、抱っこしてほしかったり、履き心地が悪かったり…
その理由はさまざま。

困ったときはご紹介した対処法をぜひ試してみてくださいね。

・靴はサイズ違いで2足買っておく
・靴を履いたら好きなだけ抱っこして褒めてあげる
・お気に入りの靴を子どもと一緒に見つける
・おもちゃやおやつで気を引く

それでもうまく行かなかったときは、スパッと諦めて裸足で出かけるのもありです!
そのうち絶対に履くようになるという強い気持ちを持って、気楽に向き合いましょう。