分譲マンションに住み替えたい!でも小さな子供がいるから「ベランダがある部屋」が怖い・・・不安を解消したいお母さんへ
ベランダの開放感すごい・・・!子供、大丈夫かな・・・
ベランダからの景色が広々と見渡せるリビング。
開放感があって素敵だけど、どうしても気になるのが「子供のこと」。
最近、何でも自分でやりたがるし、あちこちよじ登っては転んでケガばっかり。
こんなやんちゃ盛りな子供がいるのに、マンションなんて住んで大丈夫なのかな・・・。
5階とか10階とか、みんなどうやって対策してるの?
この「ベランダがある部屋」への漠然とした不安、どう解決したらいいんだろう~・・・?
子供がいてもみんな住んでるし、慣れれば大丈夫なのかも!
「マンションで暮らしてるファミリーなんてたくさんいるし、心配しすぎかも」
「私もだいたい一緒にいるし、大丈夫だよね」
そんな気持ちでスタートしたマンション暮らし。
私が気を付けて見ていれば、ベランダに出ちゃうことなんてないよね。
まだ2歳、できることも少ないから大丈夫。
ところが・・・
「ママ!見て、お空。ヘリコプター!」
「ベランダに鳥さんきた!」
ベランダの外の世界に興味津々なわが子。目がキラキラしてる。
「ベランダは危ないからダメだよ」「なんで?」
「落ちたらケガしちゃうからだよ」「おちる?」
いまいち、伝わらない・・・。
家の中でもびっくりするような行動が増えてきた。
「見て見て~!」
嬉しそうな声に振り返ると、ダイニングのイスの上に立ち上がってジャンプ!
蹴った勢いでイスごとひっくり返って、大泣き・・・。
こんなこと、今までできてた?
外への興味、できることが増えていく毎日。
不安がふくらみ始めたある日、マンションの1階にゴミ出しをして部屋に戻ると・・・
「うそでしょ・・・」
ベランダに続く窓が開いていて、柵にもたれかかって下を覗き込んでいるわが子の背中が見えた。
待って!お願い、動かないで・・・!
「不安」はちゃんと「安心」に変わるんだ・・・!
ベランダからの転落事故が心配で仕方ないお母さん!
実は、ちょっとした工夫を組み合わせることで、子供の転落事故の不安は激減するんです。
実際にこの方法で対策してみたら、自分でもびっくりするほど安心できました。
不安やプレッシャーが軽くなったことで、気持ちにゆとりをもって家事ができるようになり、暮らしやすさもアップ!
子供のチャレンジや成長を一緒に喜ぶことができるお母さん、そんな自分がとても嬉しいです。
今回は、子供の転落事故の背景と「ベランダに出さない」対策、そして最も効果的な「人が通れるすき間をふさぐ」対策について解説していきます。
きっと役に立つと思いますので、最後まで読んでみてくださいね。
「不安」を感じるからこそ、「対策」につながります。
お母さん自身の「安心」のためにも、子供の安全を守る環境づくり、1つ1つ始めていきましょう!
ベランダからの子供の転落事故・・・なんで起きる?
マンションの7階から4歳の女児が転落。母親はマンションの1階にゴミ出しに行っており、5分ほど家を空けていた隙に、事故は起こった・・・。
子供の転落事故のニュースを聞くのって、本当につらいです。
なんで、こんなに痛ましい事故が起きてしまうんでしょう?
・子供の転落事故が最も多い年齢は3~4歳
・子供はこんな理由でベランダの柵を越える
・親が外出している「ほんの5分」で事故が起きる
子供の転落事故が最も多い年齢は3~4歳
赤ちゃんが立ち上がって、少しずつ歩き始める1~2歳頃。
あちこち移動するのが楽しい時期ですよね。
3~4歳頃になると、興味や好奇心がどんどん芽生えてきて、「やってみたい!」気持ちから行動範囲がぐんと広がります。
走ったり登ったり、活発な動きができるようになるのもこの頃です。
子供の転落事故が増え始めるのは、1~2歳頃。
そして、3~4歳で最も多くなります。
できるようになることは、毎日増える。
でも、危険かどうかを判断することは難しい。
よくわからないまま手を出したり、突如動き出したりするので、親の見守りも本当に大変・・・。
転落死亡事故は、1歳から4歳が全体の約6割を占めるそうです。
私たちが、一番注意して見守らないといけないのがこの年齢の子供たちなんです。
子供はこんな理由でベランダの柵を越える
「あ!電車の音が聞こえる!〇〇線、見えるかな?」
「お父さんにもう一回いってらっしゃいしよう!」
「お母さんが戻ってくるから、ベランダから覗いてみよう!」
子供たちは、こんな思い付きからベランダを乗り越えてしまいます。
身長に対して頭が重く、重心が高い子供たち。
乗り越えるというより「身を乗り出す→落ちる」が正確かもしれません。
子供は、外から聞こえてくる「音」にも敏感です。
電車や車の音、家族や友達の声、犬の鳴き声などに反応し、音のするほうを見ようとしてベランダから身を乗り出します。
「お天気もいいし、気分転換になるから」
子供をベランダで遊ばせるのは、本当に危険なんです。
親が外出している「ほんの5分」で事故が起きる
「ちょっと行って帰ってくるだけだから」
「好きなアニメ見てるから大丈夫」
親が1人でサッと動きたい「ほんの5分」。
でもその一瞬の隙に、実際に事故が起きています。
どれも時間にして、5分程度。もしかしたら、3~4分かもしれません。
「ちょっとだけだからいい子で待っててね」「はーい」
玄関のドアが「バタン!」と閉まった瞬間、お母さんの姿が見えないことで急に不安に駆られます。
「お母さんを探さなきゃ」
出かける前に一声かけたことは、何の抑止にもなりません。
「ベランダがある部屋で、子供を1人にする」
たとえ5分でも、「まさか」の事故を防ぐためには避けてほしいポイントです。
ベランダへの侵入を阻止せよ!
ベランダがある部屋で子供を遊ばせることが怖いなら、とにかく「ベランダに出られない対策」をしましょう!
ベランダに出たら「まさか」は起こり得る
ベランダについ置いてしまいがちなプランターやバケツ、一時的に置いてしまった大きなゴミ袋など、子供は思わぬものを踏み台にしてしまいます。
子供用の三輪車も怖いですよね。
そうした「足がかり」になるものを置かないことが基本です。
室外機も手すりから離して置けないならば、斜めに板を渡したり、猫よけのトゲトゲマットを敷いたりして、絶対子供が乗れないように対策すべき!
でも、子供はいざとなったら自分で「足がかり」となるものを運んでこられます。
手すりの上から覗きたいのであれば、リビングから自分の幼児イスを持ってきて「踏み台」にする知恵もあるんです。
子供の「知恵と器用さ」を甘く見てしまうと「まさか」の事故が起きてしまいます。
5歳児は、30秒以内に120㎝の柵を越える
さらに怖いことを言うと「足がかり」が全くなくても子供は柵を越えることができます。
5歳児では、「30秒以内に120㎝の柵を乗り越える子」が驚きの90%以上。
4歳児でも、70%以上の子が乗り越えるというんです。
中には、自分の身長より高い140㎝の柵をわずか5秒で登る子も!
マンションのベランダの高さは、建築基準法で110㎝以上と定められています。
でも、この110㎝・・・。足りてる?
30秒・・・。ちょっとゴミを捨てに行く2~3分でもベランダなんて余裕なんだ・・・。
その光景を想像してゾッとしてしまったのは、私だけではないはずです。
「ベランダに出さない」対策
子供の能力を考えると、ベランダに出てしまった段階でもうアウトなんじゃない?
そう思いますよね。
「ベランダに出たら3秒で落ちる!」そのくらいの心構えで、ベランダに出る窓を封じましょう!
「サッシゲート」は、設置したまま窓の開閉ができるので、とても便利なアイテム。
さらに「ベビーゲート」を使って、ベランダの窓に近づかせないようにする対策もできれば安心。
窓に近づかせないようにした上で「防犯用の補助錠」を設置。
子供の手が届かない窓枠の上部に取り付けましょう。
どのアイテムもホームセンターなどで入手できます。
簡単に取り付けられるので、ぜひ今すぐ導入を!
カギの開け閉めなど「子供にマネされたくないこと」を子供に見せないようにすることもポイントです。
子供は親のすることを本当によく見ています。
せっかく取り付けたカギも、解除するところを見て学習されたら意味なし!(泣)
この「ベランダに出られない対策」をするだけでも、お母さんの安心感がグッと上がりますよ。
高いところを避ける「低層階」という選択肢
子育て中にマンションに住むのであれば、「低層階」を選ぶのも安心の1つです。
・高所から転落すると死亡率が高くなる現実
・「低層階」に住むメリットとデメリット
・子育て世帯は「低層階」が暮らしやすい!
高所から転落すると死亡率が高くなる現実
「マンションの7階から・・・」
「マンションの14階から・・・」
子供の転落死亡事故のニュースで「マンションの〇階から・・・」という言葉を耳にします。
マンションの10階は、約30m。
4階建ての小学校の屋上が、だいたい14~15mくらいなので、さらに倍の高さ。
屋上だって、十分高いですよね。
対して、マンションの2階は約3~4m。
もちろん転落した場所によって、重症度は大きく変わってきます。
2階からの転落でも7割近くが入院を必要としており、油断は全くできません。
それでも・・・
30mと3mでは、転落の衝撃が違いすぎる。
もし「ベランダがある部屋」に怖さを感じるならば、私ならあえて「低層階」を選びます。
「低層階」に住むメリットとデメリット
マンションの低層階に住むと、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
マンションならではの眺望や資産価値の面では、どうしても「低層階」のほうが不利。
でも、価格の安さと固定資産税が抑えられる点は、かなり魅力的です。
「高層階」のデメリットに「エレベーター渋滞」や「外出しにくさ」がありますが、
「低層階」なら階段で移動できるので、外に出やすいのも便利。
子育て世帯なら、実はメリットのほうが大きいのでは?
子育て世帯は「低層階」が暮らしやすい!
そうなんです。
小さい子供がいるファミリーや、生活の便利さに重きをおきたいなら「低層階」がおススメ!
「高層階」であるほど、エントランスから玄関までの距離が長いので移動が大変。
2階、3階の物件なら、玄関までの移動時間が短いので小さな子供と一緒でもストレスフリーで生活できます。
1階の物件なら、ベビーカーも楽に使用できる!
子供を公園に連れて行くにしても、買い物の荷物を抱えて帰るにしても、短時間で移動できたほうが断然楽ちんです。
小さな子供のいる家庭は「低層階の物件」おススメです。
自分たちで変えられるもの・変えられないもの
「低層階」の物件を選んだり、「ベランダに出られない対策」をしたりするのは、親である「自分たち」がいくらでもコントロールできますよね。
じゃあ「自分たちで変えられないもの」って?
子供の「知的好奇心」は制御できない!
子供の「見たい!」「知りたい!」「やってみたい!」の知的好奇心。
この好奇心からの行動は、親にはコントロールできません。
「高い場所が怖い」「これをやったら危険」という感覚もあまりないため、好奇心を抱いたら突っ走ってしまいがち。
どうしても、思わぬ事故が多くなってしまうので注意が必要です。
次に起こることを予測して行動できない子供。
前もって親が危険を予想し、安全・安心な環境を整えてあげることが大切です。
「子供がやろうと思っても出来なくする」環境づくり。
「自分たちで変えられないもの」のリスクは「自分たちで変えられるもの」でカバーしていく工夫が必要です。
目を離しても事故を防げる工夫
子供の事故があると「親が子供から目を離すな」とよく言われます。
お母さん自身も「私が気を付けて見ていれば・・・」とショックを受けますよね。
もちろん、親が子供の様子を気にかけて見守りをすることは大切です。
ただ、それだけでは事故は防げない。
「目を離さない対策」にはどうしても無理があるんです。
なぜなら、子供の素早さは「目を離さなければ」どうこうのレベルを超えてくることがあるから。
「まさか」の事故を防ぐため、本当に必要なのは「目を離しても事故を防げる工夫」なんです。
「まさか」の事故を防ぐ「転落防止ネット」
転落事故を防ぐ最も効果的な方法は「人が通れるようなすき間をふさぐ」こと。
たしかに!落ちそうなすき間をふさいでしまえば、転落する心配がない!
目からウロコ!の作戦ですよね。
・専門の業者さんに依頼
・サイズを測ってオーダー
・自分で組み立てられるDIYタイプ
いくつか方法がありますが、一番手軽に今すぐできるのが「自分で組み立てられる転落防止ネット」。
ベランダにネットを張って、万が一のときにも落ちないようにする。
たったこれだけのシンプルな対策なのに、なんだかすごい安心感だと思いませんか?
「ベランダに出られない対策」+「転落防止ネット」で「まさか」に備える。
「子供を転落事故から守りたい」不安が大きいお母さんほど、今すぐ試してみてください!
毎日の不安やプレッシャーが激減しますよ。
>>私おススメの「転落防止ネット」はこれ!
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転落防止ネットの体験談が読めます!
まとめ
・子供の転落事故が最も多い年齢は3~4歳
・親が外出している「ほんの5分」で事故が起きる
・まずは「ベランダに出さない」対策をすべき!
・子育てファミリーは「低層階」を選ぶとメリット大!
・転落事故を防ぐ最も効果的な方法は「人が通れるようなすき間をふさぐ」こと
・今すぐ設置できる「自分で組み立てられる転落防止ネット」がおススメ!
「ベランダ」と「外を見つめる子供」に「怖さ」を感じられるお母さん。
私は、それでいいと思います。
お父さんやお母さんには、この「不安」をきちんと感じて「対策」をして欲しいんです。
一番危険なのは「うちは大丈夫」の気持ち。
「自分たちで変えられるもの」は、今すぐ、自分の手を動かして変えることができます。
マンションの利便性を活かしながら、子供と暮らすのであれば「低層階」を選ぶ。
ベランダに出さないためには、ゲートや補助錠で子供の進出を阻む!
万が一、ベランダに出たときのためにも「転落しない工夫」で備える。
「子供の安全」のための環境、自分たちで1つ1つ整えていきましょう!
本当に難しいのは「自分たちで変えられないもの」。
子供たちの「興味や知的好奇心」は、私たちにはコントロールできません。
想像以上の「知恵と身体能力」も兼ね備えています。
しかも「次に起こることを予測して動けない」!
今、感じている「怖い」の気持ちは、子供の安全を守るために必要な気持ち。
思い切って、すぐに動き出してみて!
ちょっとした工夫のひとつひとつが、あなたが思っているより大きな安心感につながりますよ。
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