【イヤイヤ期のダメな対応】3つのダメな対応とその回避方法

お子さんがイヤイヤ期になり、自分の対応が正しいのか不安になっていませんか?

どんな時でも「イヤッ」ばかりなので
「片付けなきゃダメでしょ」と否定する。
「早くしないと置いていくよ」と脅す。
「いい加減にしなさい」と感情的に怒る。

このように言ってしまったことはないですか?

私も子供に
「イヤッ」
ばかり言われて
「いい加減にして。イヤイヤばかり言われるママの気持ちも考えてよ。」
と感情的に怒鳴った記憶が鮮明に残っています。

実はこのように言ってしまうのはダメな対応なんです!
このダメな対応を続けるとお子さんの気持ちに悪い影響が!

でも今からダメな対応をやめれば大丈夫です。
今回はダメな対応がお子さんにとってどのような影響があるのか。
またダメな対応をしないための回避方法をお伝えします。

否定しそうになったら深呼吸

なぜなら子供の言動を否定ばかりしていると
「自分はダメな子」
と思ってしまい、自信がもてなくなってしまいます

またイヤイヤ期は自己主張を始める時期
同じように否定ばかりしていると子供が自己主張できなくなってしまいます

そのため
「ダメでしょ」
と否定しそうになったら深呼吸をしてその言葉を飲み込んでください
そして状況に合わせて、3つの回避方法を実行してみましょう。

共感してあげる

否定しそうになったら深呼吸して飲み込み、お子さんの気持ちを共感してあげてください。

例えば、公園の滑り台で遊んでいます。
そろそろ帰る時間。
帰ることをお子さんに伝えて嫌がられたら
「もう遅いから帰らなきゃダメでしょ」
と言いたくなりますよね。
でも我慢、我慢

ここでは
「まだ遊びたいよね」
共感してあげてください
イヤイヤ期の子供は共感してもらえるとお母さんにわかってもらえたと安心できます。

お子さんが落ち着いたら
「でももう暗くなっちゃうから、あと3回滑ったら帰ろうね」
と伝えましょう。
3回滑っている間にお子さんは満足し、気持ちを切り替えられます。

出来ている部分を褒める

否定しそうになったら深呼吸して飲み込み、出来ている部分を褒めてあげましょう。

例えば、お子さんがオモチャで遊んでいます。
そろそろご飯の時間。
そこで、あなたはオモチャを片付けるよう伝えます。
でもお子さんが嫌がって片付けなかったら
「片付けなきゃダメでしょ」
と言いたくなりますよね。

でもまず深呼吸
出来ている部分を探してみましょう
遊んでいたのに途中でやめられるなんて、すごいと思いませんか?
出来ている部分を見つけたら
「ご飯の前に終わりに出来てすごいね」
褒めてあげましょう

このように出来ている部分を見つけるようにすれば否定の言葉を使わなくなりますよ!

注意する時も「ダメでしょ」の言葉は使わずに言い換える

注意する時も
「ダメでしょ」
と言ってしまいがちですが深呼吸して飲み込み、言い換えて注意するようにしましょう。

例えばお家の中でお子さんが物を投げて遊んでいます。
「物を投げちゃダメでしょ」
と注意したくなりますよね。

でも否定の言葉は使わずに言い換えて注意しましょう。

「これを投げて壊れたら危ないからやめようね」
「これが当たると怪我をしちゃうからやめようね」

このように理由をつけて言い換えてください

イヤイヤ期の子供だと投げることをとめられて癇癪を起こしてしまうかも!
そんな時は手作りボールを渡してみてください。
新聞紙を丸めたボールやビニール袋に空気を入れたボールなら投げても大丈夫!
これで癇癪を起こさずにすみます。

状況に合わせて、共感・褒める・言い換えを実行すれば、子供の言動を否定することを回避できます。

脅す言葉が入っていないか自問自答

なぜなら脅す言葉を使うと子供は恐怖を感じてしまいます
そして親に対して不信感を持ち、親子関係が悪くなってしまう可能性も!

また友達と関わる年齢になった時に、子供が友達に対して脅す言い方をしてしまうかもしれません!

そのため脅すような言い方はしないでください
そこで脅すような言い方をしないために脅す言葉が入っていないか自問自答してもらいたいのです。

例えば、出かけるときに嫌がって出かけられないとします。
そんな時に
「早くしないと置いていくよ」
と言いたくなりますよね。
でも、これは脅しの言葉になります。

脅しの言葉が入らないよう、子供にとってメリットになることを伝えるよう心がけてみてください!

「早く出かけると遊ぶ時間が増えるよ」
「お外に出たらキレイなお花がみつけられるかも」

このようにメリットを伝えてあげると、イヤイヤ期のお子さんも気持ちを切り替えられるので出かけてくれますよ!

感情的にならないように2つの余裕を持つ

なぜなら、イヤイヤ期は自己肯定感などお子さんの心が育つための大切な時期です。
感情的に怒るとお子さんの自己肯定感を下げてしまう可能性があります。
だから感情的に怒らないでください。
時間の余裕と気持ちの余裕を持つことで感情的に怒らないようになります。

どのように時間の余裕と気持ちの余裕を持つのか、それぞれご紹介します。

時間の余裕

時間がないと誰でも焦りイライラしてしまいますよね。
またイヤイヤ期の子供は自分でやりたがります
その気持ちを妨げると子供は癇癪を起こし、さらにイライラ。
これでは悪循環です。

子供の自分でやりたい気持ちを見守ってあげるためにも時間に余裕を持ってください。
家に帰る時間や片付けてもらいたい時間なども余裕を持って声をかけるといいですよ。
イヤイヤ期の子供は声をかけられた時はまだ遊びたい気持ちから、すぐにやめられないことが多いです。
でもある程度遊べると満足してやめてくれます。
声をかけてすぐは帰れない、遊びをやめてくれないと思っていればイライラしなくてすみますよね。

このように時間に余裕を持つことによりイライラしなくてすむので、感情的に怒らないようになります。

気持ちの余裕

自分の思い通りにならないとイライラしてしまいますよね。
相手はイヤイヤ期真っ最中!
思い通りになるはずがありません!
相手はイヤイヤ期の子供なんだから思い通りにならないと心構えすることで気持ちに余裕が持てます。

他には自分の時間を持つことも大切。
自分のやりたいことをやる時間があると気持ちに余裕ができますよね!

私は子供のお昼寝の時間が唯一の自分の時間でした。
その時間にコーヒーを飲む!
「前半戦よく頑張った」
と自分を褒めながら大好きなコーヒーを飲む時間が幸せでした。
こうすることで後半戦も頑張れるんです!
是非あなたも自分の時間を作ってみてください。

それでも感情的になってしまったら

時間の余裕や気持ちの余裕を持つようにしても感情的になってしまうことがありますよね。
また他のダメな対応である、否定や脅しもしてしまうかもしれません。
でもそのあとにしっかりフォローすれば大丈夫です。
間違った対応をしてしまったことをしっかり謝ればお子さんに伝わります。
しかし繰り返さないようにしましょう。

まとめ

3つのダメな対応とその回避方法

子供の言動を否定しない

・共感してあげる
・出来ている部分を褒める
・言い換えて伝える

脅すような言い方はしない

・自問自答して、子供にとってメリットになることを伝える

感情的に怒らない

・時間の余裕
・気持ちの余裕

このようにダメな対応をしないための回避方法を実行すれば、お子さんに悪い影響を与えません。
ダメな対応がわかった上でお子さんと接すれば、自信を持って子育てに向き合えますね。