【2歳の子どもを突き飛ばす】これは虐待?イライラ期のママを救う3つのヒント

イヤイヤ期の子どもが言うことを聞いてくれない。
それどころか癇癪を起こしたり、せっかく用意した食事も全部ぐちゃぐちゃにされた。
瞬間的に手を挙げそうになってしまい、そんな自分が怖くなった。

そんな気持ちになったことはありませんか?
心の底から大事で愛する我が子なのに、イライラが止まらない。
自己嫌悪に陥ってしまいますよね。

でも、そんな気持ちを抱えているのはママ一人だけではありません。
子どもを命がけで産み、守ろうとしているのに無関心になる親はいないんです。

今回は、ママが子どもに対して手を挙げそうになってしまいそうになった。
そんなときに、お守りとして覚えていてほしい育児のヒントを紹介します。
どうかこの言葉がママの胸に届きますように。

怒りのピークは長くて6秒間!

怒りの感情をコントロールする術を学ぶ“アンガーマネジメント”はご存じですか?
カっとなってからの6秒間を耐えることで、怒りが静まってくるといわれています。

・好きな歌のサビを思い出す
・呼吸を深く、ゆっくり行う
・今起きていることを分析する

今抱えている怒りがどんな状態なのかを知り、受け入れることが大切。
数秒を乗り切り、感情任せになってしまわぬように意識していきましょう。

抑えられない気持ちは誰にでもある!キーワードは「気持ちの余裕」

ママも人間です。
母親になり子どもを育て見守る中で様々なことに悩みながら日々を過ごしているはず。
イヤイヤ期真っ最中の2歳児と過ごすことは容易ではありません。

うまくいかない、思い通りにいかないことが多くイライラが募ることはしょうがないこと。
ママ一人だけではなく、誰であっても感情を抑えることができなくなる瞬間はあります。

ママは決して悪くはありません

子どもを突き飛ばしてしまった、手を叩いてしまった、部屋に閉じ込めてしまった。
これらの行動を引き起こす要因は「気持ちの余裕がないこと」です。
では、気持ちの余裕を持つためにはどんなことが必要なのでしょうか?

今すぐ実践してほしい!イライラをクールダウンする3つのヒント

旦那に協力してもらう

体力的にも精神的にも欠かせないのは旦那の協力
子どもに抱いてしまう嫌悪感を率直に伝え、協力が必要不可欠ということ。
この現実を、パパに理解してもらいましょう。

そして家事、育児の面でパパができることをピックアップしママの負担を減らす。
そうすることで、気持ちにゆとりが出始めます。

少しでもいいのでパパに子守を頼み、ママはリフレッシュをしましょう
子どもとわずかな時間を離れているだけで、ダメな母親なんて思わなくていいんです!
むしろ、ママが笑顔でいるために絶対的に必要なことなので、心おきなく育児を休憩しましょう。

子どもの好きなものを全部出す!ラクをすることだけに集中しよう

ワンオペ育児や、近くに協力してもらえる人がいないママ。
そんな中で一生懸命遊んだり食事を作ったり、洗濯をしたり。
でも、本当に大切なのはそこではないんです。
良いお母さん・奥さん=家事育児を完璧にすることではありません

子どもの好きなDVDや映画、おもちゃ、おやつ。
普段は栄養面を気にして与えていないママも多いのではないでしょうか。
子どもが大好きな袋ラーメンやハンバーガー、冷凍チャーハンなど。
子どもの好き!をかき集めて、しんどい時にはラクをしましょう

その間にママはコーヒーを飲むもよし、ネットサーフィンや読書をするのもよし。
子どものご機嫌タイムを確保することで、ママもほっと一息つけますね。

便利家電や食材の宅配、ハウスクリーニングなど。
家事は最も優先順位の低いものと考え、時短に繋がることは積極的に取り入れていきましょう!

子どもと距離を置く

もうやだ・・・ひとりになりたい。

近所の預かり保育施設やベビーシッター、ファミリーサポートには登録しておくようにしましょう。
預けたい時に預けるための申し込みが面倒だと、結局「もういいや」になってしまうからです。

女性は生理前や生理中の体調不良、また産後の体質の変化などでホルモンバランスが乱れがち。
SOSする場や人がいないと、ママのイライラは加速するばかりです。

気持ちのコントロールが難しくなってきたら、子育て支援サービスを活用して心と体を休めましょう。

それでも怒鳴ったり叩いたりしまうことがある。そんな時には?

自分の行動を認め、素直に謝る

まずは我が子に手を出してしまったことをちゃんと認めましょう。
その上で子どもに「叩いてしまってごめんね。」と謝ることです。

もう絶対にしない
という気持ちを持たずにいると、その行為は癖になってしまうからです。
子どもは常に無抵抗であるということを、どうか忘れないでいてください。

専門家に相談する

子どもを傷つけないと心に決めても、瞬間的な感情で繰り返してしまう。
自覚し始めた際には、すぐにでも専門家に相談するようにしましょう。

身内や友人に相談するのは、理解がないゆえに心ない言葉にママが傷ついてしまう恐れがあります。

児童相談所や虐待防止センターなど、心の状態を分かった上でアドバイスをしてくれる人が必要
面談もしてくれるので、今後の心の向き合い方が見えてくるかと思います。

ママにはいつも笑っていてほしい!

今回はイヤイヤ期の子どもに対して、どうしてもイライラしてしまう。
突き飛ばすことや、大声で怒鳴ってしまうことに悩むママに3つのヒントを紹介してきました。

・旦那に協力してもらい、リフレッシュ時間を作る
・家事の優先順位は最下位でいい、子どもとママの機嫌が最も大切
・子どもと距離を置き、心と体を休める

ママが子どもに手を挙げてしまう要因は「気持ちに余裕がない」こと。
2歳児に感情のコントロールは難しいですが、大人は感情のコントロールができます
自分の心をコントロールするためには、ママが精神的にすこやかであることが必要。

大人が笑顔で日々を過ごしていくことで、子どもも徐々に落ち着きがみえてくるものです
自己嫌悪に陥りそうなママ、頑張りすぎてはいけませんよ!
是非今日からこのヒントを取り入れて、スマイル全開で前向きな育児を楽しみましょうね!