【イヤイヤ期がひどい子ほど将来は有望!?】手が掛かる子どもの3つの症状

「魔の2歳児」と呼ばれるイヤイヤ期の訪れ。
早い子どもは1歳半から、3歳以降は「反抗期」と呼ばれイヤイヤ度合いがMAX!
「もう無理!耐えられない!!」

どうにか見守ろうと奮闘するママであっても、子どもの全力パワーにくじけてしまうことがありますよね。
そして我が子の将来のことを思うと、ちょっと不安になっちゃいます。

「この子はどんな子になってしまうのかな。」
「ルールを守れるようになるのかな。」

「ずっとこのままワガママだったらどうしよう。」

今回は、手が掛かる子どもの症状を3つ紹介していきます。
当てはまる症状があっても、
我が子の性格や動向を理解することで、どう接していくべきかが分かります。

また、イヤイヤ期の終わりにはターニングポイントが存在します。
イヤイヤ期のその後の様子も含めてお伝えしていきますね。

心配しなくても大丈夫。
手が掛かっていたとしても、将来には無関係ということが分かりますよ。

手が掛かる!そう思った理由はどんなこと?

言葉の発達がゆっくりしている

これは特に男の子に多くみられること。
「話す」「聞き取る」
コミュニケーションの第一歩の段階ですね。
発達がゆっくりだと、その分苦戦するママが多いです。

「言っていることを理解していない」
「何を言いたいのかが分からない」

子どもはうまく伝えられず癇癪を起こし、ママはイライラが募ります。
ここでのターニングポイントは「言葉の爆発期」
言葉の爆発期とは新しい言葉を急速に覚えだしたり、おしゃべりが上手になりだすこと。
これを機に、イヤイヤ期が収束するケースが多いようです。

意思疎通が図れるって、大きな喜びです
今まですれ違っていたコミュニケーションが、会話として成立する

言葉の爆発を早く起こすためには、日頃から言葉のシャワーを浴びせることが大切です。

「ブーブー」→「くるまが走っているね」
「わんわん」→「イヌが鳴いているね」

子どもが発する単語に対して少しずつ名称を教えてみたり。

「くっく、履く」→「クツを履くんだね」
「にゃんにゃん、やー」→「ネコがイヤだったの?」

二語文をさりげなく正してみたりと、単語から会話へと言葉を促していってみましょう。

おてんば、やんちゃである

とにかく動き回り、親が常に目配りをしていなければならない。
危険をかえりみずに、気づけば高いところからジャンプをしようとしてる(笑)
ひとときも休まらないママは、毎日ぐったりしています。

「大人しくしてくれてるのって、寝てる時かおやつ食べてる時くらいかも。」

目を離すことができないこと=手が掛かるのは定番のようです。
また、やんちゃな子どもはお友達とのケンカやトラブルも多い傾向にあります。
なかなか素直になれず、「ごめんね」が言えないとつい叱ってしまう。
自己主張が強く、困ってしまう場面が多々あります。

「おてんば・やんちゃ」と聞くとネガティブワードに聞こえがちですが、違います。
好奇心旺盛、頑固で軸がブレない、エネルギーに溢れている
生きていく上で必要な能力ですよね!

どんな性格であっても、メリットデメリットは隣り合わせです。
そのデメリットを補うために、部分的なところだけをサポートするだけで十分。

ママやパパは普段から、「ごめんね」「ありがとう」を言えていますか?
まずはパパとママが見本となり、日常的にこれらの言葉を使うようにしましょう。
子どもは相手を思いやる言葉と感じて、自然とごめんねが言えるようになりますよ。

よく泣き、よく怒る

喜怒哀楽が豊かで、裏を返せば感情の起伏が激しい・・・。
自分の思い通りにならないと激怒し、癇癪に発展してしまう。
甲高いキーキー声で泣き叫ばれると、めまいを起こすほど強烈なパンチを喰らいます。

そんな時にわたしはソファーにダイブし、クッションで自分の耳を抑えていました(笑)
「自分よ冷静になれ~」と呪文のように唱え、クールダウン

ところ構わず感情を爆発させる、怪獣のような子どもに常に打ちのめされていました!
応戦したところで勝ち目はありません。
ひとけのあるところでは一目散にその場から連れて帰りましょう!

“イヤイヤ期がひどい”と思うのは、ママ自身のものさしで決まる

「あれ、イヤイヤ期ってこんなものなの?思ったより楽ちんじゃん!」
「もう毎日がしんどい~誰か助けて~!」


手が掛かるか掛からないか。
それはママの感じ方次第で変わります。

「うちなんてもっと大変だったよ!」

経験者のママからそう言われると、大変なのは自分だけなのかとモヤモヤ・・・。
ママの余裕がどこまであるかは家庭ごとに違うものです。

ワンオペ育児をしているママもいれば、
祖父母と同居していていつもサポートしてもらえるママもいる。
隣の芝生は青く見えるもの!我が家は我が家なんだ!

余裕がないことを悪いことと思わずに、自分のものさし論でいきましょう!

手が掛かっていた子のその後とは?

「毎日が早送りできればいいのに」
これが当時の私の口癖。

言葉の発達がゆっくりだったこともあり、言っていることが伝わらないんです(泣)
本人の言っている言葉が理解できず、意思疎通ができないことがストレスでした。

予想はしていたけれど、3歳頃からイヤイヤ期が爆発。
ケガをしないようひたすら見守り続けている日々でした。

そんな彼に転機が訪れたのは4歳になってから。
保育園で以上児になったのがきっかけです。
(保育園では、3歳児未満を“未満児”、3歳以上を“以上児”と呼びます。)

「今日からもう“お兄さん“だね!」

「おにいさん」という言葉に、アンテナがピーン!と張りました。
それからというもの、びっくりするほどたくさんの言葉を覚え始めたんです。
例えるなら、ケータイの急速充電みたい!

この頃から早々と時は過ぎ、気づいたらイヤイヤ期は終わっていました。
その後はというと。
やんちゃな部分に変わりはありません!
ただ、行動の良しあしは自分で判断できています

あれだけ言葉が遅いって言われていたのに・・・。
ものすごいスピードで駆け抜けて、通り過ぎちゃったくらいです(笑)
あの日々は幻か?とさえ思えてしまう日々でした。

イヤイヤ期の子どもの様子を見ていて不安になるのはよくあること

・言葉の発達
・やんちゃである
・喜怒哀楽が激しい

“三つ子の魂百まで”という言葉があるように、基本的な性格が変わることはありません。
ただ、イヤイヤ期特有の行動や感情の波には必ず終わりがやってきます。

大事なことはママが自分自身の軸を持って我が子を見守ること。
手が掛かる子=将来に影響を及ぼす、ということはありません。
むしろ将来が楽しみ!と思えるくらいの心構えでいましょう。

子育てをしていると様々な難関にぶつかります。
「いつでも胸を貸すから、どんどこい!」
常に見守る姿勢を見せることで、ママの想いは必ず将来に繋がっていきますよ!