【早いといつから?何歳まで続く?】イヤイヤ期の2歳児と関わるママの3つの心得

いつからか扱いづらさを感じ始めるのがイヤイヤ期のはじまり。
何に対しても「イヤ!」を貫いたり、気に入らないことがあれば癇癪を起こす。
「みんなが通る道なんだから。」

ママ友やまわりにはそう言われるけれど、そんなに簡単なことじゃないよ!
もがきながら日々の子育てに追われるママ。
イヤイヤ期の訪れは、早い子どもだと1歳半からと言われています。

平均すると2歳前後で本格的にやってくる、というところでしょうか。
終わりが気になるところではありますが、個人差が大きいため断言はできかねてしまいます。
ただ、3歳以降になると「反抗期」が重なり、自己主張の強さも大きくなってきます

「こんな状況が数年も続くなんて絶対ムリ!」
「ゴールの見えない終わりにどうやって向かっていけばいいのよ・・・」


肩を落としているママ、心配しなくても大丈夫。
イヤイヤ期の子どもと向き合っていく心得さえ知っておけば乗り越えられます!

私の体験談から、ママの心得として3つのポイントを紹介します。
これさえ攻略すれば、いつも明るく元気なママでいられますよ!

常に30分前行動!時間を制するママがイヤイヤ期を制す

「出勤時間が迫ってるっていうのに、幼稚園行かない!勘弁して~(泣)」
「このバスを逃したらしばらく待たなきゃいけないのに、帰らない!が始まる・・・」
「いつまでもイヤイヤしてお出かけができない。スケジュールが完全に狂った。」

ママの“困りごと”の上位にランクインするのが時間のコントロールの難しさ
10分で終わるようなことに3倍の時間が掛かってしまう。
追われれば追われるほど、ゲッソリです。
ついつい「早くしてよ!」と声を荒げてしまいたくなりますよね。

しかしながら、子どもにはまだ時間の概念がないのが当たり前。
ここはどうしてもママが時間の余裕を作っていくしか方法はありません。
フルタイム会社員の私は、30分前に保育園に到着するように時間調整していました。

「保育園の入り口まで5分、教室で急に便意を感じられて5分、
バイバイしたくないと泣き叫んで10分・・・」


イヤイヤを発揮する度に残り時間と時間配分を分刻みで計算していました(笑)
残り時間は自分の気持ちをリセットしたり、束の間の休憩時間にしたり。
交通機関の乗り遅れや約束事も、30分の余裕があればなんとかなります!

大人のようにギリギリ行動に子どもを巻き込むのは、自分の首を絞めることに・・・。
その分ママは早起きをしたり、先回りをして準備したりと大変です。

が、時限爆弾という名の子どもを背負って慌てて行動するよりは絶対にマシ(泣)
時間の余裕は心の余裕。
「30分早く」を常に心がけて行動してみてくださいね。

ストレス発散に何する?気持ちの切り替えスイッチを上手に使おう

イヤイヤ期の子どもは常に予測不可能
自分本位になるはずはなく、なんとしても子どもに振り回されてしまうものです。
「出産してから、ママ変わったよね。」
パパからのデリカシーのない言葉に傷ついたりもします。

「本当の私って、なんだっけ。」
そんなことをふと思ってしまうママ。
とっても頑張り屋さんです!

でも、たまにはママとしての電源をオフにしましょう
24時間365日、ママという存在で居続けるのは疲れるものです。
ほっとする時間、“個”でいる時間の確保に努めましょう

結婚前、出産前に好きだったことはなんですか?
趣味はありましたか?
自分自信のリフレッシュに必要な時間はどれくらいですか?

少しでもいいからママが自分のために時間を過ごす
それがイヤイヤ期の子どもと向き合うために最も必要なことです。

読書が好き

暗い寝室でも気軽に読書ができる、電子書籍がオススメです!

ヨガに通っていた

オンライン教室はもちろん、ママに嬉しいストレッチ動画があります!
子どもと一緒になって動画を見ながら体を動かすのもよさそう。

ハンドメイド

100均に行くと、意外にズラリと素材が揃っています。
私の友人は子どものアクセサリー作りをきっかけに、今はオンライン販売までしています。

お金を掛けず、家事や育児の合間にできるリフレッシュ方法はいくつもあります。
「ママの時間も自分の時間も楽しい!」
そう自信を持って言えるようになるためにも、オンオフの切り替えは大事にしましょう。

世間の常識にとらわれないで!常に60点主義でいよう

子どもにとって常に最高のママでいようと無理をしていませんか?
情報が氾濫している今、一生懸命なママは常に情報に振り回されている気がしています。
何か心配なことがあれば、指先ひとつで検索をして情報が得られる。

「イヤイヤ期がひどいのは愛情不足」
「ママの関わり方で子どもの将来が決まる」


調べたとしても、余計に不安を煽られるようなことが多いですね。
でも、絶対そんなことはありません!
イヤイヤ期に必要なのは愛情過多でもない、育児書通りの関わりでもない。
60点主義でいることです!!

・・・ちょっとポカンとしちゃう言葉ですよね。
100点って何かっていったら、育児書通りに全てができることでしょうか。

子どもがイヤイヤ期に、ごはんを食べてくれずパンばかり食べていたことがありました。
パンは腹持ちも悪いし、栄養のことを考えたらごはんを食べてほしい。
泣き叫ぼうが何をしようが、その思いが子どもに伝えられたら100点?

「じゃあいいや、ずっとパンで!」
「いずれ飽きるっしょ!」
「じゃあハムでも挟んでみるか!」


個人的にはこれが100点だと思いますが、世間的には60点でしょうか。
朝昼晩パン生活をしたとしても、2~3日が限界です。
久しぶりにごはんを食べたら、すごくおいしく感じますよね。
その時に特盛のごはんを食べてくれたら、それでいいじゃないですか。

「バスになんて乗りたくない!」
「じゃあいいや、次の停留所まで歩いていこう。」


全てに共通しているのは「ま、いっか。」です。
世間や他の子どもを相手しているわけではありません。
目の前にいる我が子が全てのスタンダード!
自己採点60点でいることで、頑張りすぎない育児を目指していきましょう!

2歳前後から3歳頃まで続くイヤイヤ期

早いと1歳半から始まるということが分かりましたね。
反抗期も重なると、しばらくは苦戦してしまうママも多いと思います。
特に初めての子育てだと分からないことだらけ。

・時間に余裕を持つ
・リフレッシュの時間も大切にする
・育児は100点満点中60点でいい

イヤイヤ期の子どもの相手をすることは気力と体力勝負です。
常に全力ではなく、ママ自身を大切にしながらゆとりある子育てをしていきたいものですね。