お子さんがイヤイヤ期になってから無視されるようになり悩んでいませんか?
・何度呼びかけても無視される
・聞こえているはずなのに無視される
・お子さんにとって都合のいいことだけは反応する
このような悩みはないですか?
おやつの前にお片付けしてもらいたくて
「お片付けしてね」
と声をかけると無視。
でもお片付けしてもらうのは諦めて、
「おやつ食べる?」
と声をかけると元気よく
「はーい!」
ママの声、聞こえているじゃん!
このままにしておくと子供に無視され続け、毎日の物事がスムーズに進みません。
お子さんに無視され続けたり、物事がスムーズに進まなかったりしてあなたもイライラしてしまいます。
また子供は、自分にとって都合の悪いことは無視してもいいという認識になってしまいます。
でもお子さんとの接し方を工夫すればお子さんが反応してくれるようになるんです!
今回はそんなイヤイヤ期で無視するお子さんが反応してくれるようになる3つのポイントをご紹介します。
これで納得! もうイライラしないで、ポジティブに考えよう!
なぜなら子供はイライラしているお母さんと話したいと思わないからです。
例えば、もしご主人がイライラしているのが目に見えてわかるのにご主人と話したいと思いますか?
そのような時はあなただってご主人と話したいと思はないはずです。
お子さんも同じ気持ち。
イライラしているお母さんとは話したいと思わないのです。
まずは子供が反応しやすい環境にしてあげましょう。
またイヤイヤ期は自己肯定感などお子さんの心が育つための大切な時期です。
あなたがイライラしてしまい、感情にまかせて怒るとお子さんの自己肯定感を下げてしまう可能性があります。
だから子供が無視する理由を理解し、もうイライラしないことが大切なのです。
さらにポジティブに考えることにより、イヤイヤ期のお子さんと上手く付き合っていけますよ。
ではどのような理由でお子さんがあなたを無視するのでしょうか。
言葉の発達上の問題
1つ目は、子供があなたを無視するのはイヤイヤ期にみられる反応の1つと言葉の発達上の問題だからです。
例えばお風呂に入る時間になり、遊んでいるお子さんに声をかけたとします。
今までお子さんは素直に遊ぶのをやめ、お風呂に入ってくれていたのかもしれません。
でもイヤイヤ期に突入した我が子。
イヤイヤ期は自己主張を始める時期です。
お母さんにお風呂に入ると言われたけど、子供はまだ遊びたい。
「まだ遊びたいから今はお風呂に入れない」
と言葉にしてあなたに伝えることができればいいのですが、イヤイヤ期の年齢では言葉の発達上まだ難しいのです。
その結果子供は何も言わず遊びを続けるので、あなたは無視されたと感じてしまいます。
ここで無視されたと感じたあなたが感情にまかせて怒ると子供の自己肯定感を下げてしまう可能性があるのです。
したがって無視されたのではなく、まだ子供の年齢では上手く伝えられないだけでまだ遊びたいことを理解し、イライラしないでください。
お子さんがあなたを無視するのはイヤイヤ期にみられる反応の1つと言葉の発達上の問題ということがわかればイライラするどころかお子さんの成長を感じられ嬉しくなりませんか?
だって今までは素直に遊ぶのをやめ、お風呂に入ってくれていたお子さんが何も言わず遊びを続けるということは、お子さんがまだ遊びたいという自己主張ができるようになったということです。
毎回無視されるとこのように考えるのは難しいと思いますが、ポジティブに考えられればイヤイヤ期のお子さんと上手く付き合っていけます!
集中しているだけ
2つ目は、集中しているだけで無視しているわけではない場合です。
例えばお子さんがパズルで遊んでいて、あなたが話しかけたとします。
イヤイヤ期の2歳ごろではまだ考えていることと言葉が結びついていません。
そのためパズルに集中しているお子さんはパズルのことしか考えられないので言葉が出てきません。
その結果お子さんは何も言わずパズルを続けるので、あなたは無視されたと感じてしまいます。
また集中している場合は、話しかけられたことはわかっているけどパズルをやりたいという気持ちが勝ってしまいます。
その結果子供は何も言わずパズルを続けるので、あなたは無視されたと感じてしまうのです。
子供が何かに集中している場合は無視しているのではなく集中して何も言わないだけと理解してあげましょう。
子供があなたを無視するのは集中しているためということがわかれば、2歳からこんな集中力があるなんてすごいと思いませんか?
2歳のお子さんの集中力がなく悩んでいるお母さんもいるんですよ!
集中力は集中して取り組むことを積み重ねていくことで少しずつ伸びていきます。
そのため今の集中力が学校の授業や宿題などに集中できる力になるのです。
2歳の集中する時間は短いので、子供が集中している場合は声をかけず少し見守ってあげてください。
「言葉の発達の問題」で子供があなたを無視してしまう、という理由と同様に、2歳からこんなに集中力があるなんてすごいとポジティブに考えられればイヤイヤ期のお子さんと上手く付き合っていけますよ!
余裕を持って、予告してあげよう!
なぜなら子供には子供のタイミングがあるからです。
ご飯を食べるやお風呂に入るなど行動してもらいたい時間より余裕を持って予告してあげましょう。
例えば公園の砂場でお子さんが夢中に遊んでいるとします。
あなたが帰ろうと思う15分ぐらい前に
「あと15分したら帰るよ」
と1度声をかけてあげるのです。
まだ遊びたいと思っていたり、集中していたりする場合は無視されるかもしれませんが、子供にはあなたの声は届いています。
今すぐ帰らなければいけないわけではないので、その15分の間に子供も気持ちの整理ができます。
5分ごとにカウントダウン
5分ごとに声をかけてあげると子供にもわかりやすいので、5分ごとにカウントダウンするのもオススメです。
「時間になったから帰るよ!」
と伝えても、お子さんは砂場遊びに満足しているので無視することなく帰ってくれます。
子供の気持ちを代弁して、あなたの悲しい気持ちを伝えよう!
なぜなら、まだ上手く伝えられない子供の気持ちを代弁してあげれば、無視という反応ではなくどのように言葉にすればいいかわかるからです。
無視されることであなたが悲しいことがお子さんに伝われば、自分にとって都合の悪いことでも無視は良くないことをわかってくれるようになります。
例えば、遊んでいる子供にご飯を食べる時間より余裕持って声をかけます。
集中しているお子さんは見守って欲しいので、時間より余裕持って声をかけた時に無視された場合は「まだ遊びたいんだね。」
と代弁して見守ってあげてください。
お母さんの声は子供に届いている
お母さんの声は子供に届いているので、繰り返すことで自分はまだ遊びたいという気持ちだということがだんだんわかってきます。
予告した時間になっても無視する場合はあなたの気持ちも伝えてください。
「まだ遊びたいんだね。でも時間になったし、○○ちゃんに無視されるとママ悲しいんだよ。」
イヤイヤ期は1人の人間として尊重してもらいたい時期でもあります。
だからあなたが悲しいと伝えることでお子さんはあなたの気持ちに応えたいと思うので効果的なのです。
子供の気持ちを代弁し、あなたが無視されて悲しいという気持ちを伝えることを繰り返すことによりお子さんは反応してくれるようになります。
まとめ
このように接し方を工夫すれば、子供が反応してくれるようになりますよ!
子供が反応してくれるようになれば、毎日の物事がスムーズに進むようになりますね。
あなたにお子さんとのやりとりが楽しくなる日がきますように。