【子供がベランダの柵によじ登る・・・!】転落事故から子供をガードする3つの方法

ちょっとした隙をついて子供がベランダに!柵に足をかける姿にドキッ!今すぐなんとかしなきゃと焦るお母さんへ

えっ?!勝手にベランダについてきちゃダメだよ!

こんな悩みはありませんか?

・最近、子供ができることがどんどん増えてきた・・・え?そんなこともできるの?
・高いところに登るのが大好き。ソファの背もたれによじ登ってジャンプ!危ない!
・うち、マンションの5階なんだよな~。勝手にベランダに出られたら怖すぎる・・・
・危ないことをやろうとしているときほど、静かに音もなく動く子供・・・
・ベランダに出る窓、クレセント錠開けられる?マズい!

子供は本当に好奇心旺盛。
知恵も身体能力もどんどんついてきて、まさに「昨日できなかったことが、今日はできる」毎日です。

でも「危ない」は、あんまりわかっていないみたい・・・。

車から降ろした途端、すぐにダッシュするし。
ブランコに乗りながら、急に手を放すし。
歯ブラシ中に、急に起き上がって走り出すし。

「それをやったら、こうなるかも」みたいな予測ができないのに、「自分はできる」自信ばっかりついてきてる・・・。
しかも、危ないことをやろうとしているときほど、静かに音もなく動くから怖い。

この前も、私が洗濯物を干していると、スッとベランダに出てきて、手すりに乗ろうとしてる!
え?!いつの間に?ベランダに出ちゃダメって言ってるじゃん!

いつ何をするか、全く読めない子供。どうしたらいいの~?

甘い危機管理のまま、「ダメ!」を繰り返していると・・・

なにも対策しないままでいると・・・

・家の中のもの、あちこちよじ登ろうとする。「ダメ!危ないってば!」
・ダメダメ言い過ぎて、効果なし・・・。なんて言ったらわかってくれるの?
・ベランダは遊び場じゃない!柵に足なんてかけちゃダメ!
・夕食の支度の間、ちょっと目を離したら・・・ベランダの窓が開いてる!
・ベランダの手すりに手をかけて登ろうとしてる!待って・・・!!

子供が危ないことするたびに「止めさせなきゃ」ばかり考えて、「ダメ!」を繰り返してきたけど・・・。
「ダメ」と言われることで、余計にやりたい気持ちになっているみたい。
この悪循環、どうやったら抜け出せるの?

注意して連れ戻すたびに、私もイライラ、子供も不満顔・・・。
「危ないからダメ」って、どうしたらわかってくれるんだろう。

そんなある日、私がベランダで洗濯物を干していると、
「ママ!でんしゃ!」
スッと隣にやってきて、柵に足をかけながら手すりにグッと身を近づけたんです。

あまりの恐怖に、そのまま抱えて部屋に連れ戻しました。

「ベランダは危ないから、勝手に出たらダメでしょ!」

このとき、すぐにでもベランダに近づけないよう対策するべきでした。
そのたった3日後、私が夕食の支度をしていてちょっと目を離した隙に・・・

え?ベランダの窓が開いてる・・・!

ベランダの手すりに手をかけて、今にもよじ登ろうとしてる子供の後ろ姿が目に映りました。

お願い!間に合って・・・!

そっか、対策ってこうしたらいいんだ

やんちゃ盛りの子供を前に、どう対策したらいいか不安でいっぱいなお母さん。
大丈夫。ちょっとした方法を組み合わせるだけで、子供を転落事故から守ることができるんです。

「こうしたらよかったんだ・・・」

実際にこの方法で対策してみたら、自分でもびっくりするほど落ち着いて生活できるようになりました。

自分の気持ちに余裕ができたことで、子供を注意したりしかったりする頻度も激減
思い切って、すぐに動いてみたことで想像以上の効果を実感しています。
 
今回は、「柵の向こうに興味を持ってはいけない」教育と「ベランダに出さない」対策、万が一を防ぐ「人が通れるすき間をふさぐ」対策について解説していきます。
きっと役に立つと思いますので、最後まで読んでみてくださいね。

「ベランダからの子供の転落」という最悪な事故。
その不安を解消できることで、お母さんのストレスが激減します!
叱ってばっかり、注意してばっかりの毎日から、子供のチャレンジや成長を一緒に喜ぶことができるお母さんに変わっていくことができますよ。

子供は「高いところ」に登りたい!

高い山の頂上に立ったり、高い展望台のデッキから景色を眺めたり。
「うわ~、高~い!あんなに遠くの景色まで見えるよ」
大人でも「気持ちいいな~」「テンション上がるな~」と思いますよね。

いつもとは違う、目の前に広がる光景。子供にとってもすごく魅力的!

・「見えないところに何がある?」子供は探求心でいっぱい
・子供は次に起こることを予測して行動できない
・「危険や怖さ」は親の見守りの中で体験させる

「高いところに何がある?」「見えないところに何がある?」
子供の心は「知りたい!」「やってみたい!」でいっぱいです。

そうした興味や知的好奇心は、ぐんぐん伸ばしていってあげたいもの。

一方で「これをしたら次にどんなことが起こる?」といった予測ができないのも子供です。
大人がビックリするようなチャレンジ精神が、思わぬ事故につながることが多いのも事実。

小さな子供の「やってみたい」目線に合わせて、親が危険を予想し、前もって準備することが必要です。

親が安全を見守っている環境でなら、「危険や怖さ」の体験は小さいときにするべき!
公園の遊具などを活用し、「ここなら大丈夫だよ」の場所でチャレンジさせてあげましょう!

小さいうちに危険を体感し、自分の痛みを知る。
他人の痛みにも共感できる感覚を学び、成長した後により大きな危険を招かないようにする。

大人として、子供に教えてあげるべきことだなと思います。

どんな柵の向こうにも「興味を持ってはいけない」教育

そもそも「柵」ってなんであるのか?

ベランダだったり、屋上だったり、駅のホームだったり。
「その先に行ったら危ない」
だから、人が先に行かないように「柵」がついていますよね。

「柵の向こうは危ない」
だから「その向こうに何があるか興味を持ってはいけない」

まだ「柵の向こうの危険」を知らない小さな子ほど「興味を持ってはいけない」教育が有効です。

「絶対に乗り出さない」「突進しない」「よじ登らない」
・マンションは、廊下も危ない
・万が一に備えて、ゲートや補助錠で対策

ベランダ以外にも、子供たちの目の前に現れる「柵」。

この「絶対に乗り出さない」「突進しない」「よじ登らない」3つの約束。
どんな柵であっても、やってはいけないと、ぜひ伝えてみてください。

自宅マンションの玄関を出れば、共有の廊下の向こうには「柵」がありますよね。
マンションは、自分の家のベランダや窓だけでなく「廊下」も危険です。

道路や駅、幼稚園でも「柵」はあります。
3つの約束を守れる子は、事故のリスクが低くなります。

でも、どんなに言い聞かせても、絶対の確信はありません。
だから「ゲートや補助錠」を取り付けて、ベランダに出られない対策もする!

ベランダに出さない対策を!

・ベランダの窓に取り付けたまま、窓や網戸の開閉ができる「サッシゲート」を活用
「ベビーゲート」を使って、ベランダの窓前に仕切りを作る
・窓枠の上部に、防犯用の補助錠をつける

子供には「まさか」がつきものです。
「柵の向こうの危険」をしっかり伝えながら、安全な環境も作っていきましょう!

「ベランダに出さない」対策が先決

どんな柵であっても「興味を持ってはいけない」教育。
めっちゃ大事です。
これと並行して、今すぐ進めたいのが、とにかく「ベランダに出さない」対策!

ベランダに出たら3秒で落ちる・・・の心構え

怖いことを言います。

・5歳児は、30秒以内に120㎝の柵を乗り越えます
・4歳児でも、70%以上の子が乗り越えられます
・自分の身長より高い140㎝の柵をわずか5秒で登る子もいます
タテ方向のすき間は、10㎝あればすり抜けられます
ヨコ方向のすき間も、1.5㎝あれば手や足をかけてよじ登れます

つまり、ベランダに出てしまえば、足がかりになるようなものがなくても転落する可能性がある。
わざわざ室内から、幼児用のイスを運んでくる知恵も力もありますよね。

足がかりなんていくらでも作れるし、なくても乗り越えられる。すり抜けることもできる。
ましてや、子供は頭が重たいです。
ちょっと前のめりになっただけで、下に落ちます。

だから、まずは「ベランダに出さない」努力をするべきなんです。

「ベランダは、大人のもの」

「ベランダに出さない」ための基本的な対策は

・ベビーゲートでベランダの窓前をガード
・サッシゲートでベランダの窓をガード
窓枠の手の届かない位置に補助錠をつける

これですら、もしかしたら攻略されてしまうかもしれません。
なるべく、子供にしてほしくないことは、子供の前ではやらないようにしましょう。

お父さんやお母さんが「どうやってカギを開けているか?」子供はよく見ています。

基本対策にプラスしてほしいのが「あなたはベランダには出ません」という教育。
せめて、小学校中学年くらいになるまでは「ベランダは、大人のもの」を貫いてください。

大げさに聞こえるかもしれませんが、「ベランダに出たら3秒で落ちる」の心構えが「まさか」の事故を防いでくれるんです。

子供のしつけのポイント

「柵の向こうに何があるか興味を持ってはいけない」教育。
「あなたはベランダには出ません」という教育。

子供にきちんと理解させるためにはどうしたらいいの?
ちょっとしたポイントをご紹介します。

子供のしつけのポイント

正しい理由を説明して、心から納得させる
②すべてを理由付けしようとしない。「ならぬものはなりません」という精神で、顔つきや声のトーンなど、オーラでしつける。

子供に理由を説明するときは、親自身も心からそう思っていることが大事。
子供には先入観がない分、親の本気度がダイレクトに伝わりますよ。

「ならぬものはなりません」のオーラも時には必要です。
言葉が未発達な小さな子には、理由を伝えるのが難しいこともありますもんね。

この2つを駆使して、子供を上手に導いてくださいね。

「まさか」の事故を防げ!キーワードは「すき間をふさぐ」

子供の事故があると「親がちゃんと見ていないからこんなことになるんだ」とよく言われます。

「子供のケガは親の責任」もちろんその心づもりでいます。
でも、どんなに一生懸命見ていても、どうしようもない瞬間は必ずあるんです。

目を離さない対策には無理がある

「あっという間は0.5秒」子供が転倒するまでの時間を実験したデータです。
 
人間は物が動くのを目で見て、何か行動を始めるまでに0.2秒かかるそうです。
なので、目の前で倒れそうな子供を助けるには、残りは0.3秒しかありません。

その0.3秒で何ができるか?

子供の素早さは、目を離さなければどうこうのレベルを超えることもよくあります。

家で一緒にいたとしても、家事をしていたり、他の兄弟の世話を焼いていたり、やることは山積み。
その中でいくら頑張って注意していたとしても、「目を離さない」だけの対策には無理がある

もし目を離してしまっても、事故を防げる工夫こそが大事なんです。

「人が通れるすき間をふさぐ」ことが最も効果的な対策

もし、カギをかけ忘れてしまったら・・・
踏み台になるものを自分で運んできてしまったら・・・

子供への教育や安全対策。
何重に対策していても、一瞬の隙に起こってしまうのが事故の怖さです。

転落を防ぐ最も効果的な方法は「人が通れるすき間をふさぐ」こと。

ベランダへと続く、数々のバリケードを子供が突破してしまったとしても「落ちるすき間」自体を無くしてしまえば安心!

「バルコニーシェード」+「転落防止ネット」ですき間を無くす!

手すりのすき間をふさいでしまうには「バルコニーシェード」がおススメ。

本来はベランダの目隠し対策用の商品ですが、手すりのすき間をふさいでくれることで・・・

・子供自身の転落防止
・子供が下にものを投げ落とすのを防止

どちらの役にも立ってくれます。

子供が興味本位で、おもちゃや洗濯バサミなどをベランダから投げ落とす。これ、かなり怖いんです!
下に人がいて、もし直撃したら大事故です。

手すりのすき間が無くなれば、そんな心配もいりません。

柵より上の部分のすき間をふさいでしまうには「転落防止ネット」

・専門の業者さんに依頼
・サイズを測ってオーダー
・自分で組み立てられるDIYタイプ

いくつか方法がありますが、一番手軽に今すぐできるのが「自分で組み立てられる転落防止ネット」

デメリットをいうなら・・・

・部屋からぱっと見たとき、転落防止ネットが目立つ
⇒安全面を優先し、子供が大きくなるまでは我慢です。
・天井がないベランダには取り付けられない
⇒最上階など、突っ張り棒ができない構造だと設置できません。

メリットは大きい

・子供の安全!転落事故を防ぐ
⇒これ以上のメリットはないですよね。
・業者さんに頼むより低コストで済む
⇒購入しやすさは、子持ち世帯には助かります。
・取り付けも簡単
⇒基本は突っ張り棒。自分たちで簡単に組み立てられます。

手すりにシェードを張り、ベランダにネットを張る。

たったこれだけのシンプルな対策なのに、なんだかすごい安心感だと思いませんか?
子供の動きがどんどん活発になって不安・・・というお母さんはぜひ試してみてください!

>>私おススメの「転落防止ネット」はこれ!
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転落防止ネットの体験談が読めます!

まとめ

・「高いところに登りたい」その気持ちは、公園の遊具で満たす!
・親の見守りがある子供時代に「危険や怖さ」を体験するのが大事
・どんな柵であっても「絶対に乗り出さない」「突進しない」「よじ登らない」
・まずは「ベランダに出さない」対策!ゲートや補助錠で侵入を阻止
・目を離さない対策には無理がある
・「人が通れるすき間をふさぐ」ことが最も効果的な対策
・「バルコニーシェード」+「転落防止ネット」ですき間を無くす!

子供はアスレチックの天才。
自分より背の高い柵も、猫しか通れなそうなすき間も、ほんのちょっとの足がかりも「クリアできそう」。
どうしたら向こうにいけるのか「知恵と身体能力」のカタマリです。

でも、「ベランダ」はアスレチックじゃない。乗り越えてしまったら終わりです。
どうしてもダメなものは、徹底して伝え続けてください。

「どんな柵でも、その向こうに何があるか興味を持ってはいけない」
「ベランダは、大人のもの」

聞いてくれるか、確信はありません。
だから、ゲートをつけて補助錠をつけて、さらにはベランダのすき間もふさぎます

「登りたい!」にチャレンジする遊びは、外に出て、親の見守りの中、公園の遊具で挑戦。
「危険と怖さ」の実体験は、将来もっと危ない目に合わないための大切な経験です。

せっかく授かった「知恵と身体能力」。
「ここなら大丈夫だよ」の場所で、伸び伸び発揮させてあげましょう!

3つの方法を実践!でこんないいこと

・「ベランダからの子供の転落」という最悪の事故を防ぐことができる!
・「興味を持ってはいけない」教育で、あらゆる柵からの転落を予防できる。
・「安全な環境づくり」+「ベランダに出ない」教育で、安心感アップ。
・ベランダのあらゆるすき間をふさぐことで「転落防止」と「ものの落下防止」のダブル効果!
・「登りたい」気持ちは、公園の遊具で満たす!「危険と怖さ」の実体験が、子供の未来に活きる。

子供が「心から納得できるまで」「ダメなものは絶対ダメ」と気迫で伝える。
その上で、安全な環境づくりも忘れずに。

万が一に備えた「すき間をふさぐ作戦」は、お母さんのストレスとプレッシャーを激減させてくれますよ。
「いつかやらなきゃ」と思っている人こそ、「今すぐやってみて!」。

手軽に始められる対策なのに、安心感はバツグンですよ。

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