【言うことを聞かない2歳に疲れた】イヤイヤ期の子どもへの接し方のコツ3選

全くといっていいほど言うことを聞いてくれない2歳児の子ども。
子どもの気持ちに寄り添って」とは言うけれど、そんな平和にはいかない!

ダメだとは分かっているけれど、疲れ果てて無視をしたり怒鳴ってしまう
自分にも嫌気がさしてきたと感じ始めていませんか。

自分の子だからかわいいはずなのに、疲れ切ってしまっているママへ
言うことを聞いてくれない2歳児への接し方のコツを3つ紹介します。
これは、怒鳴ってしまいそうになった時に思い出してほしい内容となっています。

是非、今日から実践して前向きな育児をしていきましょう!

なぜ言うことを聞いてくれないのか

自分の思いを伝えたり、感情をコントロールするのがまだまだ難しいお年頃。
その背景には「自我の目覚め」がみられます。
できることがどんどん増えはじめる。
それと同時に、難しいことにでも「やりたい!」を爆発させる子ども。

その反面、なぜそうしたい?という理由はうまく伝えられません。
親に押さえつけられてしまう場面も多々出てきてしまいます。
そこで「イヤ!」と反抗心を出すことで自分の思いを貫き通そうとする時期なのです。

自己表現の不器用さでもあり、「自分を認めてほしい」という欲求の表れでもあります。
・・・親としては最も手が掛かる期間ともいえますね。

我が子の反抗に終わりはこないんじゃないか

そう悲観的になってしまっているママ、大丈夫ですよ!
生まれてまだ2年、何に対しても無知なのは当たり前のこと。
言うことを聞いてくれない今の時期だからこそ、ゼロから学び吸収することもあります

ママが根気良く子どもに教えを乞うことで、必ず落ち着いてくるので安心してくださいね。

接し方次第で子どもの個性と性格は豊かに育つ!接し方のコツとは?

どんなことでも具体的に伝えること

どうせまた言うことを聞いてくれないんでしょ

そう思って接していると、ママの言いたいことが端的に伝わってしまいます。
着替えて!の一言ではなく、「最初にズボンを履こうか」と、具体的に伝えましょう。

後ろ前が反対にならずに履けたね、よしその調子でTシャツも着てみようか!
褒めながら次につなげることも忘れずに。

日常の生活を振り返り、もっと分かりやすく伝えられる点はないか考えてみましょう

これができるのはあなただけ!やらざるを得ない状況を作ってみよう

こちらの言うことをスルーされてしまうなら、スルーできない状況を作る。
それは、ママができないことを手伝ってもらうこと。
ここではママは女優になって「できないふり」をしましょう(笑)

例えばお風呂の前に衣服を脱ぐこと。
いつもならお風呂に入る以前に、脱ぐことがイヤだと時間が掛かってしまいます。

ママ、腕と足が痛くて服が脱げないの。手伝ってくれないかな?
ママの思わぬSOSサインに、子どもも戸惑いながら手伝ってくれるはず。

お洋服脱ぐの、お手本見せてもらってもいいかな。
やりすぎには注意が必要ではありますが、ここぞという時に覚えておきたい方法ですね。

とにかく褒めちぎって達成感を感じてもらう

褒めると怒るのバランス、保てていますか?
一日の中で、褒められるようなことなんてしていないから・・・
果たして本当にそうでしょうか?

・朝ちゃんと起きてくれた
・ごはんを残さず食べてくれた
・テレビを見ている途中でも、呼んだらそばに来てくれた

日常の「普通」と思うことであっても、
「ありがとう」
「できたね」
の言葉かけを意識してみましょう。

子どもの記憶力には大人がびっくりすることがあります。
ちょっと褒めただけなのに、今度は自分から「これができたよ!」とアピールしてきます。

ママがたくさん褒めてあげることで満足し、もっとできるよ!と頑張ってくれる
そんな健気な姿にママが答えてあげられるよう、怒りそうな時には一度深呼吸。

この子なりの思いがあっての行動だったのかな
感情を切り替え、褒めポイントを積極的に探すようにしましょう

これだけは避けたい。ママが子どもにしてしまうNG行動

子どもを叩いてしまう

イライラがピークに達し、気持ちの勢いで叩いてしまう。
ここで最も怖いのは、一度叩いてしまうとクセになってしまう可能性が高いことです。

もう二度と叩かない」と心に決めてもまた繰り返し、反省の意識すら低下してしまう。
罪悪感だけは残るのに、また同じことを繰り返してしまうのはとても辛いことです。

私がカーっとなって手が出そうになってしまう時には、強く握りこぶしを作っていました。
ママだってそうなるほど、怒りのボルテージが上がることだってありますよね。
自分と子どもを守るためにも、どうか「叩く」以外の選択肢をもっていてくださいね

モノに当たってしまう

子どもがマネしやすく、イヤイヤ期でもみられる行動の一つです。
ママがやっているんだから、自分もやっていいんだ
と認識します。

モノに当たったらダメだよ!
ママが同じことをしているのに、それはないですよね。
繰り返すことで、子どもはママに対して不信感まで抱いてしまいます

もしモノに当たってしまうことがあった時には、
ママがやったことはよくなかったよね。
ごまかさず、素直に認めましょう

無視を貫いてしまう

見守る」ことを「放置する、無視する」と勘違いしてしまうママもいます。

無視されるのは怒られるよりも苦しいこと
それは、自分の存在が消えているような気持ちになるからです
自分の話しを無視され続けることは、いくら子どもであってもしんどいもの。
とはいえ、無視したくなるくらい疲れることだってあります。

ママ少し疲れちゃった(〇〇が痛い)から、ちょっとお休みするね
そんな時には子どもに分かりやすく、心の不調を伝えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は言うことを聞いてくれない子どもへの接し方のポイントを紹介しました。

・具体的に伝えることで、ママの言うことへの理解度を高めさせる
・ママが出来ないふりを見せ、子どものヤル気をUPさせる
・どんな小さなことでも褒め、満足感や達成感を感じてもらう

時には対等に、子どもに自分の気持ちをぶつけることも大事ということが分かりましたね。
同じ状況で悩んでいるママはたくさんいます!
一人じゃない、必ずまた笑顔で子どもとの生活を楽しむことができる!
日々の子どもとの関わりの中で、一歩ずつ成長に向けて前進していきましょうね。